生活、介護、園芸用品からこだわりの道具など幅広く生活雑貨を取り揃えたザ・タッキーに、これぞ“おどろきアイテム”というものを発見!それはなんと、五右衛門風呂!! まさしくこだわりの道具と言えよう。24時間いつでも風呂はいい湯加減の現代にあえて!しかもネットで手に入るというアナクロニズム!いったいどうやって入浴するのか、どんな入り心地なのか、そもそも何故“五右衛門”という名がついているのか…。この商品ひとつでいろいろな疑問がわいてくる。そこで我ら調査隊では、これらの疑問のいくつかを解決するべく、今回特別にリサーチ。五右衛門風呂の謎に迫った。

まずは、その歴史。
五右衛門風呂の歴史を紐解けば、12世紀頃、中国から鉄の湯舟が伝わったのが原形。そう考えると歴史は古い。だが、「五右衛門風呂」という名が残る文献として注目したいのは、十返舎一九作の滑稽本『東海道中膝栗毛』。小田原の宿で初めて五右衛門風呂を見る弥次郎兵衛と喜多八が、浮いている底板を蓋と思ってとって入ってしまって大騒ぎという話。このことから「五右衛門風呂」という名は、江戸時代後期には町人にも認知されていたのがわかる。そして、その名の由来。それでは、何故「五右衛門風呂」という名前がついたのか。それはあの有名な大盗賊、石川五右衛門から名付けられたという。京都の三条河原で釜ゆでの刑に処せられたという伝説からである。おそらく、五右衛門風呂を知らない現代の若者が入浴すると、弥次郎兵衛と喜多八のように蓋をとってしまい、石川五右衛門のように釜ゆで状態になってしまうだろう。

五右衛門風呂
直径73×61cm  58,000円
直径76×64cm  65,000円
※専用の風呂蓋底板は別売

今回、五右衛門風呂の歴史と由来はわかったが、いったいどんな人が買うのか今でも生産しているのかなど、まだまだ興味は尽きない。ただ言えるのは、ザ・タッキーには、今もなお昔の暖かみを保ち続けるなつかしいアイテムがあるということである。Web de Shopには、こうした「こだわり派Shop」が数多く出店しているので、今度はぜひ自分の目でいろんなお店をのぞいてみていただきたい

 ザ・タッキー 椛 商店
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